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AJEQ Entrevue Série 7-2: AJEQインタビューシリーズ7-2

Cours sur le Québec: à l’Université Konan; ケベック講座:甲南大学

Tachibanaki Konan

TACHIBANAKI Yoshinori (Université Konan):橘木芳徳(甲南大学)

Vidéo: ビデオ (Japonais 日本語)– 3:24

[http://youtu.be/0n8el-Xm0VQ]

(2014年10月18日、兵庫県神戸市東灘区岡本、甲南大学にて)

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講座の概要:
甲南大学講座「ケベック」概要
「中級フランス語」のコースの一環として、フランス語圏の社会・文化的な背景を幅広い視野から理解するための講座であり、フランス語圏の社会状況についての知識を習得し、芸術や文学への関心を深めることを目指す。特に、フランス本土に次ぐ最大のフランス語圏と言っても過言でないケベック州について多くの学生に興味をもってもらうために様々な角度からケベックにアプローチする。以下が授業項目。
1. フランス語圏とは
2. ケベック州の地理・歴史と文化について
3. ケベックのフランス語とは
4. カナダ連邦政府とケベック州政府
5. ケベック・シティーとモントリオールについて
なお写真右は、2014年10月2日に甲南大学図書館で行われたシルク・ドゥ・ソレイユ日本市場開発部長(2012年よりラスベガス常設ショーの総務兼財務部長)クロード・ブルボニエール氏の講演会『ケベック州の文化・芸術・言語政策』の紹介』(通訳:橘木芳徳常任顧問)の様子。

インタビュー要旨:
インタビュー:橘木芳徳(甲南大学常任顧問)
甲南大学の橘木芳徳です。2013年3月にフランスから戻り、その後甲南大学に勤務することになりました。この機会に、ケベックを甲南大学の学生に知ってもらうためにケベック講座を開きたい旨、国際言語文化センターのフランス語科に要望しましたところ、フランス語圏の授業の一環として90分の授業を5回持たせてもらうことになりました。2グループありますので合計10回の授業となり、意欲を持って担当しています。
ケベックについてはフランス語圏の代表都市モントリオールの紹介に加えて、ケベックの歴史、地理、言語政策、連邦政府との関係、人々の生活など色々な角度から私なりに学生たちに紹介しています。最後のレポートでは、学生たちからケベックに行ってみたいといった感想をもらっており、この点で、やはりケベック州政府在日事務所から色々な資料をいただいたことが大きく、大変感謝しております。
また、これによりケベックとの交流の活動にも弾みがついていくと思います。幸い理事長からも承諾をいただき、また新しい学長が国際交流を推進していることもあり、ケベックの大学との交流(モントリオールにある二つの大学との交換留学)の協定を結ぶべく国際交流課および国際言語文化センターの先生がたに頑張ってもらっています。
それからケベックといえば、やはりシルク・ドゥ・ソレイユを紹介したいと思い、ラスベガス常設ショー運営の大物であるクロード・ブルボニエールさんを大学にお招きして私の授業の一環としてお話をしていただき、50~60名ほどの学生が集まりました。
このように甲南大学とケベックとの関係を今後とも推進していき、できれば交換留学で学生たちの交流および先生方、研究者の交流も実現するよう話し合いを続けているところです。

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